どこかの誰かも見てる空

急旋回急降下、いつも痛がっている

受験後のデート

朝9時すぎ、彼が家にやってきた。そのままぐだぐだと話をして、いつもの流れ。「いつも」とはいえ9月ぶりである。そして昨日10ヶ月が経過し、彼は昨日受験を終えたばかり。癒しになっただろうか。彼は朝ごはんを抜いてきて、何回戦もしてるうちに13時になってしまった。怠惰な幸せだ。私は彼が離れてギターを弾きだすと拗ねた。大森靖子ちゃんもギターの方が可愛いと歌ってるけれど、やっぱり寂しい。私にものめり込めるものがあればなあ。なにかもの寂しい。満たされない。あ、いまLINEが来た。嬉しい。なんかLINEくると心が落ち着くよね。幸せ感じる。すきだーーー。(なんという単純)そして私が後朝の文を寄越せとねだったものだから、こう送ってきてくれているのかもしれない。私の心理は私にも誰にもわからない。心の内を赤裸々に語ってきている友達に、あなたは色々真面目に考えすぎだよね。

とか恋愛に病みすぎ!とかいうことを言われる度、なんとも言えない気持ちになる。他人に評価され自分を知ることが出来るのがこんなに嬉しいことなのか。

私が地元の大学を受けれないほどのセンターの成績だったため、隣県になるか、はたまた私が国立落ちたら遠距離か。それか彼が遠くに行ってしまうのか。あの付き合いたての丁寧さは手に入れられないのか。確かに家デートだったのもあって私の身だしなみは、手抜き過ぎだ。彼の学校へ行く計画を壊してしまったのは少し申し訳がない。いつも一緒にいたい、飽きるまで私の欲望に付き合って欲しい。これが私の本音なのかもしれない。私にもわからない。けど彼のことが好きだしもし嫌われてしまうなんてことがあったら、死んでしまうかもしれないし、ふりー膣女性になってしまうか、そのような可能性が多々ある。ああ、不安定。

 

家に帰ってギターをリハビリがてら弾いて、カネコアヤノと大森靖子を、弾いた。なんか感情移入により涙が出た。好きだなあ、なんだかな。彼と寝たベッドで、汗の匂いを嗅ぎながら眠る。好きだよ。付き合いたての頃のようにはいかないけど私が10ヶ月も付き合っているなんて本当にあなただけ。好きすぎるのかな。わたしを好きになってくれてありがとうとしか思えない。惚気か。遠距離はいやだ。